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過去の恋愛体験や思い、家族、終活、シャンパンなど、取り留めのない世迷言。



ある女性との会話での事
彼女が私に言った
「あなたって 良い意味で隙がないわよね」
「どういう意味?」と聞き返した
「自分自身をしっかり持っていて媚びる事がないから」

私のどういう部分から彼女はそう思ったのだろうか
単に歳をとってきた事による 
さらなる図々しい態度からか
見た目からくるものか
ただ私自身は隙と言う感覚はよくわからない

わからないと言うことを彼女に告げると
「女性の隙は意識して作られるものよ」
「天然的な事とは違うの?」と聞くと
笑われながら
「違うわよ あえて意識した人に対してね
 誘導的に悟られないように 
 相手にイニシアティブを取らせるようで
 実は自分が取れるようにしているのよ」

思わず「◯◯さんみたいな人のこと?」と言葉に出してしまった
「そうそう」と肯かれた
「なら私には全くないわ
 そういったノウハウ持っていないもの」

しばらくして ある男性から
「俺 隙のある女性がわかるんだ
 だから誘うと高確率でお持ち帰りできる」と自慢していた
「へぇ〜 すごいね」と言ってあげるけど
心の中では
「あぁ〜 そう思っているのは 自分だけなのかもしれないのにね」
とほくそ笑んだ

滑稽すぎて
そんなくだらい事に時間を割くのが馬鹿らしく思えてしまう
きっと私自身にはそんな余裕はないからだろうか
でも隙のない自分が少し良く思えてきた

余裕のある方は どうぞ隙を楽しんでくださいね


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今年も夜桜を楽しませてもらった

満開の夜桜
雨が滴っている
あえて透明なビニール傘で桜の元へ
細かな水滴が淡い桜色をより神秘的に演出する
見る人の足元が悪く 
ゆっくりな行動になる これは私の体の変化だからかも

大きめなビニール傘
それを持ってくれた人
「この腕に掴まって」とさらりと
嬉しくて掴まった

きっと危なかしいく思えたのかもしれない
それでもいい
安心できる腕に沿う事ができただけ
嬉しく頼もしく感じた

雨の夜
事前から天候が悪い事がわかっていたせいか
人がいない
周りの目を気にしないで済んだ

見上げると 淡い桜たち 
まだ散る花びらが少なく
街灯によって 淡いぼんぼりのよう
今の私には丁度良い


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さまざまな終わりの予感

夢を見せてもらっただけ…
そう思えば良いのか
救われるのか

独りよがりにしていただけ
誰もいない場所でただ一人
ついこの前の自分が懐かしく
寂しく
とても滑稽だ

元々わかっていたことだけど
あの人は特別な人なんだね
私にはない
特別ではない
普通以下かもしれないだけ
何ものでもないのだろう

ただ羨ましいよ
本音が溢れてきた

現実は厳しいね

本当に厳しいね


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2022年がもう終わる

つい最近までクリスマスの余韻に浸っていた
とても良いクリスマスを過ごせたから
私にとっては…

クリスマスだけではなく
もう一つのお祝いもできた
会いたい人と短い時間とはいえ
過ごせた事が嬉しかった

そう私には十分すぎる出来事

これが私の幸せの上限なんだよね


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ここ数年間の中で
私の中での変化の一つ

前までは何事においても詳細なことまで把握していたいと思っていた
自信が無かったから 
不安に駆られるから

把握することで安心したかったのだろう
特に曖昧で抽象的な感情とかに対しては
把握したところで結局は安心は得られなかった

こういう経験値が貯まってきたからだろうか
結局は体験した事実だけが残る
そうなると詳細の意味が薄れ
または意味がないことも

同じような考えに至った登場人物が出ている映画を見た
「ある男」
戸籍を偽った男を愛した女性がそうだ
どのような過去があったとしても
ただ愛し合った事実だけは変わらない

私の中にも「ある男」がいる
きっと小さなことでも 私は「ある女」かもしれない
誰かは誰かの「ある人」かもしれない

ただ私が感じた事実の部分だけは残るもの
そう思いたいし
そうだと思う


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Author:hanayuki2017
アラフィフ女性
人生を振り返り、終活活動を模索中。
独りよがりなことをつぶやいています。

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