
9月に見た映画
『寝ても覚めても』
大阪で運命的な出会いをした二人 朝子と麦
だけど麦にには放浪癖があった
いつも居なくなっては必ず戻ると言う
短い期間だったらよかったのだが…
ある日忽然と居なくなった
彼女は東京へ
喫茶店にて働く日々
隣の会社に転勤で東京へ来た男 亮平
姿形そっくりだった
朝子は亮平を異様に避ける
亮平はそんな朝子に惹かれていく
誠実な亮平に朝子は心を開いていく
数年が経ち
麦は突然戻ってくる 朝子の前に
朝子の心の中には
麦 亮平 どちらがいるのだろうか
ネタバレになるのでここまで
好きだった人とはしっかりとサヨナラは必要
そう思い出される映画だった
『響 HIBIKI』
少年誌に連載されていたと知ったのはエンドロールにて
そうだったんだ
読書が大好きな響
高校入学前の春休みに
響は1本の小説を書き上げ
出版社の新人賞へ投稿
15歳の作品と思えないような表現の豊かな作品
圧倒的な作品にどんな文学に関わる者達も認めていく
でもまだ響は15歳の少女それも素直 いい意味で
自分の感じた感情のままに行動してしまう
それも常識的な範囲を超えてしまう
響の世界では普通のこと
常識にとらわれすぎた大人達からすると
響の行動が理解できない
いや怖いのかも…
とても真っ直ぐで正論だから
それがゆえに凶器にもなるのだろうと見ながら思った
響のように思った通りに行動できたら
と思ったことは誰でも1つや2つはあるかも
できない自分の代わりに行う響を見て
爽快感を感じてしまった
『プーと大人になった僕』
大人になったクリストファー・ロビン
冒頭の方で100エーカーの森から立ち去った後
彼の人生が走馬灯のように流れていくが
ものすごいドラマになっている
もったいないよ!!
一人 心で叫んでしまった
ものすごく苦労しているから…
でもその中でも大切な物を作り出していくが
そこはもう大人の世界に俗されたクリストファー・ロビン
家族のために仕事に追われる日々
何が大切なのかなんて
幼い頃は分かっていたのに
今はもう忘れてしまっている
そんな時にプーが100エーカーの森から現世へ
忙しくてプーとの再会もそんなに喜べない
プーはクリストファー・ロビンから
教えてもらったことを純粋に守っている
さてクリストファー・ロビンは大切な物を
思い出せるのだろうか…
見終わった後はすっきりさせてくれる
そこはさすがディズニー
『コーヒーが冷めないうちに』
喫茶店「フニクリフニクラ」には過去に戻れるという噂
でも色々条件がある
それでも過去に戻りたい人がいる
その人たちを丁寧に簡潔に描いている
結果は変わらないが
訪れた人々の未来が影響を受けていく
そして様々な愛の形を表現していている
いい意味でね
そして人生という時間の長さも感じさせてくれる演出もいい
老若男女の心を惹きつけるのだろう
女優陣も実力派ばかりで見入ってしまう
見た後に心温かくなった
そしてコーヒーも飲みたくなった
『食べる女』
この映画を見た 9
http://hanayuki2017.jp/blog-entry-352.html
で紹介させていただいています
『散り椿』
藩の上層部の不正を訴えたが…
藩を追い出された武士新兵衛とその妻篠
京で病死した妻の願いのため新兵衛は藩に戻る
過去の友人達や義理の家族達との関わり合い
絡み合ったものがほどけていくように
打ち解けていく様
何と言っても木村大作さんといえば私にとっては
名カメラマン
とにかく画像が綺麗
でも綺麗だけではなく惹きつけられる
この映画でもどこを切り取っても全て絵になる
また椿というと花首から落ちるツバキの散り際から
「首が落ちるので縁起が悪い」 と武士には嫌われていた
そう聞いたことがあった
でも椿の花が散るのを初めてみた
とても綺麗だった
日本の四季折々の自然の美しさが織り込みながら
武士の間合い
表に出さない 奥ゆかしい愛情表現
決して懐古主義ではないが
忘れてはいけない日本人の本質みたいなものを感じられる作品
これからも見たくなる映画がいっぱいある
一体どれだけ見れるだろうか
楽しみです
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