続き

何もかも義理の家族の希望通りの結婚式
ただ私は居て流れに従うだけ
私は笑っていた
ううん　笑っている様にしていただけだった
来てくれた参列者たちのために
今思い返すと…

実際の進行等ははっきりとは覚えていない
ただ写真が物語っている
そうだったね　という感じ
ぎこちない笑顔の私ばかりだった

でも細かいスケジュールのおかげで
何も考えず　こなすだけ
心の中で早く終わって帰りたいと思っていた
眠りたい　ひたすら眠りたい
疲れ果てた日々から解放されたい
そう願っていたから
もうすぐ叶うって　思いながら…

この話を友人にすると
結婚式に夢が持てなくなったと
クレームを受けた事がある
「だからこそ自分たちが納得出来る事をしてね」
そう言うと納得してくれた

あぁ　もうこの頃から心の片隅には
あったみたい
今思うとね
さよならの種が…

おかしな話　スタートなのにね

他の人たちは幸せいっぱいなのに…
どう間違えたのだろうか
今はわかるけど
当時はわからなかった
だって若かったからね

私はJunoの祝福やあやかりはなかったけど
他の皆さんにはJunoのご加護があります様に

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