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過去の恋愛体験や思い、家族、終活、シャンパンなど、取り留めのない世迷言。


今日は七夕
笹に願いを託したのはもうどれぐらい前だろう
そして天の川(Milky Way)を見る事も…

東京の夜空は明るすぎる
だから Milky Wayは見えない
本当は見えているはずなのに
私の目には届かないんだよね

思い出された記憶のカケラ
昔々 天体観測が好きな彼とのカケラ
7月7日 いつものようにデートを楽しんでいた
某有名な墓地のそばのファミレスで夕飯を楽しんでいた
話は今日が七夕であること
そして私がMilky Wayを見た事がないこと
「今日見てみたい?Milky Way」と彼が言った
「見てみたいけど 見れるところがないでしょ」と言うと
「あるけど 行く? 遠いけどいい?」
「うん 行く!」と私
そそくさと夕飯を食べ終えて彼の家の方へ移動した

彼の家の車で 隣り合った県の山奥まで行った
彼が観測の時によく訪れている場所
暗闇の中慣れたハンドリングで進んでいった
真っ暗になって行く道の先に目的地があった
本当に真っ暗 そう漆黒の世界
車から出て 顔を上にすると
夥しい星の数たち 
明るすぎて目が慣れるまで数分かかった

彼は夜露に濡れる草の上にレジャーシートを
そして手招きをする
「ここで横になって空を見てごらん 視野がぐっと広がるよ」
本当にその通りだった
「あれがベガだよ織姫だ こっちがアルタイル彦星だね
 デネブがここ この3つを繋げると夏の大三角だよ」
「うん 聞いたことある 授業でね 東京でも見えたけど
 周りにこんなにも星があったんだね」
「ベガとアルタイルの間に白くモヤっと見えているのがMilky Way」
「本当だね ミルクこぼしたみたいだぁ」
目が夜空に慣れていくうちに 
このMilky Wayが長く続いている事に気づいた

見えている光は何光年から何億光年という
昔に放たれた光たち
それを見ている私 
偶然という感覚に押しつぶされそうになる

解説付きの天体観測 はしゃぐ私
ふと気づくと 彼が私の目を見ている
「どうしたの?」と聞く私
「瞳にもうっすら星の光が映っている」
「私も見たい!」と言って
彼の体の上に乗っかってしまった
「もう 待てないのかい?
 ここには誰もいないよ きっとね」
と言って体のコミュニケーション
「デートの続きしようね」とほくそ笑んでいたと思う
暗かったからわからないけど…
そんな記憶のカケラが出てきた

今年の七夕もダメそう 見れないね
なかなか天気に恵まれない

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アラフィフ女性
人生を振り返り、終活活動を模索中。
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