
高校時代の友人と話した
懐かしい香り
http://hanayuki2017.jp/blog-entry-293.html
での部活の友人と
懐かしい話で盛り上がった
「この時期だったよね
部活帰りにみんなで花火したのは
懐かしいよね
あの気難しい副部長もきたよね
そういえば 副部長の事好きだったのはあんただっけ?」
と彼女から言われた
とても懐かしい話だった
懐かしい高校時代の夏休みの記憶のカケラが出てきた
確かに気難しい副部長だった
でもそれは真面目すぎるがゆえの事だった
はじめは私も厄介な奴と思っていた
でもいつも部員たちの事を優先に考えてくれていた
一度 顧問に部全体について
お願いしているところを見てしまった
『いい奴じゃん!』 ってね
それからよく見ると
高身長ではないがスッとしたスタイル
眼鏡越しの顔
結構男前じゃない(笑) って思った
別に告白したいとか 付き合いたいとかはなかった
ただ周囲が言うほど気難しくはなくいい奴で
私だけが気づいている事になぜか嬉しくなった
高二の夏休み
三年生のお疲れ様会を兼ねて部活後
学校近くの公園で皆んなで手持ち花火大会をした
花火セットからそれぞれ好きなものを手に取り
火をつけ始めた
様々な色と飛び出し方
見ていて飽きない
終わってしまうと新たに花火を持ち
花火がついて人から火を分けてもらって
また分けて を繰り返していた
「火ちょうだい」
「うん いいよ!」と私が振り向くと
副部長だった
すごく満面な笑顔
笑った口元から白い八重歯が見えた
この人笑ったとこ 初めて見た
『可愛い』 って思った
それから慌ただしく学校生活は過ぎていった
高校三年生になると希望の進路ごとにクラス編成
私は理系 副部長は文系
部活でも時間が合わずにすれ違う事が多くなった
卒業してもう会った事もないけど
そんな記憶のカケラが出てきた
きっと真面目であの笑顔に恋した人と
幸せになっていること
そうであって欲しいとお節介ながら思った
そして元気でいてね
これもまた お節介だったね
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