10月に見た映画
あまり映画を見れなかったと思っていたが…
「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」
17世紀に実際にあった チューリップの球根取引社会
豪商に子孫を残すために修道院からきた若き妻と無名の画家の愛
フェルメールの世界感が強い作画
当時高価な青色の綺麗な世界
若き妻と無名の画家の感情は燃え上がる
フィーバーだね
チューリップの球根取引に手を染め
思い描いていたこととは違ったりと
様々な歯車が狂い始めていく…
「アラン・デュカス 宮廷のレストラン」
フランス料理の三ツ星シェフ アラン・デュカス
ベルサイユ宮殿内にレストランをオープンするまでの
2年間分のドキュメンタリー
世界中にある経営店のチェック・食材探しも含んでいる
もう アラン・デュカス氏自身は料理をしていない
日本の番組で料理しているシーンは珍しいらしい
必見かも
頭の中で料理ができるようで今までの経験値の高さ故
食材・調理法への貪欲な様子が見られる作品
レセプションパーティーのメニューは必見です
「エンジェル、見えない恋人」
パートナーが突然のいなくなってしまった女性ルーズは精神病院へ
男の子を出産するが目に見えない特徴を持つエンジェル
目には見えないが存在は感じられる
そんなエンジェルを母ルイーズは病院の中で育ていく
エンジェルは盲目のマドレーヌという少女と出会う
マドレーヌはエンジェルの匂いや息使いそして感触と会話
そう見た目がないだけの状態で…
次第に惹かれあい 愛を意識始めた
大人に成長したマドレーヌが視力回復の目の手術を受けることになり二人は離れる
マドレーヌはエンジェルの姿が見れると喜ぶが
エンジェルは複雑になる
数年が経ち母ルーズは亡くなり
エンジェルは一人
誰もいなくなったマドレーヌの家にとどまる
美しく成長し 視力も回復したマドレーヌが戻ってくる
そばにいるのに… エンジェルの存在がわからないマドレーヌ
純粋にお互いへの気持ちがピュアすぎて
歯がゆい気持ちでいっぱいになる
結果はネタバレになるからこれ以上は書けないが
見て損はない
様々な感情の良い涙で溢れてしまった
お気に入りの映画になりました
「日日是好日」
故 樹木希林さん最後の映画
20歳の典子はやりたいことが見つからず ただ大学生活を続けていた
近所の知っている武田さんが茶道教室の先生であることを知る
いとこの美智子にも誘われ茶道教室に通い始める
お茶の世界に触れた典子は20数年にわたり武田先生の茶道教室に通った
就職活動や失恋や父親の死などを経験した
茶道や人生での大切な事に気がついて成長していく
街中でもの四季折々の風景が織り込まれており
日常というものを再確認しようと思える映画でした
「テルマ」
北欧のホラーと聞いて気になった
ノルウェーが舞台
出だしからの幼い頃のシーンはショッキングだった
どうして？ 話が進むにつれ理由を知るが…
ノルウェーの田舎で、信仰心が強い両親によって育ったテルマ
テルマは都会の大学に通うため一人暮らしを始める
謎の発作に襲われた
理由がわからず 通院を始める
同級生の女性アンニャに対して恋心を持つようになる
欲望や罪の意識に葛藤しながら 自由なアンニャに惹かれていくテルマ
周囲で不思議な出来事が起こり始める
発作の原因追求する入院中にアンニャが姿を消してしまう
幼い頃のテルマの記憶とつながっていく
テルマにはある特殊な能力があることを知ってしまう
アンニャが消えた原因でもあった
日本やハリウッドみたいな恐怖を感じることはなかったが
今後のテルマについてはある意味恐怖を感じさせられてしまった
「億男」
失踪した兄の借金返済に追われる一男
妻は娘は家を出てしまった
一男に宝くじ3億円当った
借金返済して家族ともう一度と夢みるが
高額当選者たちのその後の悲惨な記事が多く不安になった一男
起業して億万長者となった大学時代の親友の九十九にアドバイス受け
九十九の家に3億円を預ける
九十九は3億円とともに姿を消した
一男は九十九と企業を一緒にしていた人々と話をすることで
お金とは？
お金についてのそれぞれの考え方
使い方について考えていく
話の中で一男と九十九は学生時代 落語研究会に所属
九十九の『芝浜』がとてもいい
一男はお金についてどう思うのだろうか
九十九は？ 3億円は？
ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが
あなたにとってお金とは？
いつも身近で当たり前だと思うこと
見直したくなる映画でした
特にこれから社会に出る人たちに見て欲しい
もちろん全ての人に
当たり前すぎて見てなかったことに
気づくかも…
予告編で もう見たい映画がいっぱいある
またしばらく映画三昧ができるといいなぁ
でも10月も見損ねた作品がある…
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