
休日の朝
予定も何もない
なぜだろう何もする気が起きない
あえて予定も作る気も起きなかった
だから本当に何もしなかった
カーテンさえも開ける気がしなかった
だけど最低限 体のことを考えると水分摂取だけは行った
部屋着のまま
人って動かないとお腹も空かない
ソファーに寄りかかったまま
ぼうっとしていた
音のない部屋
そう思っていたが冷蔵庫から聞こえる
微かなモーター音
外から時折聞こえてくる
生活音や鳥のなき声など
細やか過ぎて聞き逃していたものを感じた
普段なら 洗濯や掃除午前中に済まさなきゃ
誰に言われたわけでもないがそういった義務感があった
でもこの日は違った
どうせ私一人だけのこと
何も変わりはしないから いいやと
放置した
あまりにも何もしていなかったので
時間が経っていないだろうと思っていたが
気づくと もう正午
どうせ私一人だけのこと
お腹が空いていないこともあり
お昼を食べることも放置した
午後もただひたすらぼうっとしていた
友人たちはこの時期は繁忙期が多い
だから連絡等は来ない
だからスマホも見ることも…
何もないことは時間がゆっくりと感じるものだろうと
勝手に思っていた
実際に体験するとそんなことはなかった
そんな新たな発見とともに
私一人だけのこと と思うと
どうでもよくなるということ
誰かのため
何かのため
という動機がないと
ただでさえダメな私がもっとダメになる
私の最後って
いつかはこんな風に終わりを迎えるのかなぁ
と感じさせられた
さすがに日が暮れた頃
お腹が鳴った
冷蔵庫を漁り今日初のご飯を食べた
本当に何もしていないのに
なんか疲れた
でもこの日のようではいけないことだけは
実感できた
気をつけよう
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