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過去の恋愛体験や思い、家族、終活、シャンパンなど、取り留めのない世迷言。


私には忘れられない桜の記憶のカケラ
昔々のお話…

桜は桜でも山桜
細かい種類はわからない
人工的に植えられたものではなさそう
花と葉が一緒に出ている
葉は緑ではなく茶色かった

写真好きの元彼との撮影に同行
お弁当を持ってドライブ
でもちょっと…違う
集合は早朝
靴は山登りできるもので
体温調整の着替えも必須
なぜか前ボタンのシャツで来てねと…

早朝に家の近くまで車で来てくれた
会って車に乗った早々
夜明け前からお弁当を作った私に
「疲れたでしょ 寝てていいよ」
「いいの?」
後部座席で眠った

気づくと目的地の近く
「おはよう」
「寝れたみたいだね」
「うん ごめん」
「悪いけど 午前中が勝負だから」
「わかった」

車を駐車場に置いて荷物を持って
軽い登山開始
泣き言は言えないw
時間が勝負
足手まといならないようにひたすら進む

目的場所まで到着すると
周りには山桜が満開
もう彼は自分の世界
邪魔にならないように
レジャーシートの上で山桜の鑑賞
仰向けで見ていた

ソメイヨシノよりもピンク色が濃い
花つきも多く
先に咲き始めた花びらがひらひらと落ちてくる
日差しはあるがまだ強くない
あたりには木々を揺らしながらくる弱めの風
飛び立つ鳥の羽音や鳴き声
そしてシャッター音

軽い登山のせいか またうたた寝
耳からの刺激はそのままに…
時間だけは過ぎていった

「よく寝る子だね」
その言葉で覚醒
「うわぁ ごめん」
周りを見渡すとレジャーシートは花びらで水玉模様
軽く払った

「おなかすいたぁ」と言って座った彼
私は温かいお茶を渡してとお弁当を広げる
彼は手の大きい私の大きなおにぎりが好きだった
おかずは何を作ったかは覚えていない

お腹いっぱいになって見上げる山桜
「綺麗だよね」と言いながら見入っていると
「おやつは?」と彼
「えぇっ 用意してなかった ごめん」と言うと
「あるでしょ 桜には餅だよね」
「桜餅?」
「僕の膝においで」
言われるがままに座るとキスをくれた
彼の手はボタンを外していく
「ほらね あったよ」
そう言って弄び始めた

そんな山桜の記憶のカケラ


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