
いろいろな感情と天候の変化が激しくて
心身ともに疲れている
こんな日はお家で好きなことに没頭しようと思った
スマートフォン内にある曲をBGMに…
シャッフルのままで再生
ふと ある曲で手を止めた
『初恋』村下孝蔵
曲だけに集中していたら
とても古い記憶のカケラが出てきた
小学校高学年から中学校前半くらいの頃
ある男の子との記憶
何かがあったわけでもない
ただ よく隣の席になることが多かった
この頃の男女とも好きな人は誰などと話が出ていた
恋愛感情の好きという感情がまだ分からなかった私
ある男の子はどれとも分け隔てることなく
話しやすく 控えめで
自己主張をするタイプではなかった
よく兄弟の話をしていた
その男の子のお兄さんはスポーツも勉強もルックスも目立っていた
学校中の人気者だった
その男の子は兄を誇りに思い
妹を大事にしている話をよくしてくれた
その話し方がとても穏やかで優しかったことが印象深い
話を聞きながら私は兄弟の仲の良さ
その男の子の内面から来る
穏やかさに惹きつけられていた
この穏やかさはどこから来るのだろうって
もっとその男の子の事が知りたいと思うように
この頃の私は気づいていなかった
これがきっと初恋の始まりだということを
話の内容は昨日見たバラエティやドラマの話など
たわいもない事を授業の間の短い時間に少しする程度
男女を意識する会話などは一切なかった
でもこんな会話が続くと
周りがひやかし始める
だから 次第に回数が減ってきた
でも対応は以前のまま
その男の子の人柄なんだろうね
中学3年生の時にはクラスも違い
その後の男の子の事はわからなくなった
行った高校は違ったし
どんな男性になっているのだろう
きっとあの頃のままを持っているのであれば
幸せな家庭を築いているのだろう
だからといって誰かに聞こうという気にはならない
ちょっとだけ楽しかった記憶のカケラの一つ
ただそれだけの事
新しい葉のような青い香りに包まれた感じになった
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