
大好きだった祖母の命日が近い
一緒には住んでいなかったけど
会えば色々なことを教わった
そのうちの一つ 編み物
祖母が目が悪くなるまで続けていた
いつでも誰かへ渡す作品を作っていた
「今作っているのは誰にあげるの?」とよく聞いていた
私も帽子やミトンやボレロなど作ってくれた
他の孫たちにも様々なものを…
幼い私は
「おばあちゃん 同じことばかりで飽きないの?」と聞くと
「同じことばかり続けると 気づくと形になるのよ」
当時の私はわからなかったが
大人になって この言葉の重みを知る
でもこの時には祖母はもういなかった
私も編み物が好き
同じことの繰り返しが多い
この無心になれる時間が好き
夢中になっていると…
編み上がった部分は広がり
毛糸玉は小さくなっている
パーツを作り上げて形に合わせていく
出来上がった時の達成感
祖母もこの達成感を楽しみにしていたのかと思うと
共感できたようで嬉しくなる
不器用な私なので きっと作ったものを
祖母が見たら「目が荒いね」と苦笑いだろうと思う
でもきっと「よくがんばったね」と言ってくれる
そんな祖母だと思う
生きていればの話…
もうすぐ私も 新たな達成感を味わえそうです
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