
6月は過去に辛いことが多かった
カレンダーを見るたびに
辛く 悲しい
記憶のカケラが溢れてくる
だからなのか一人になりたくない
私のわがまま
辛いカケラが私を包み込まないようにと…
6月の辛い記憶のカケラの一つ
知り合いの若い人の早すぎる死の選択
とても真面目で勉強家
ちょっと度がすぎる部分もあったけど
好奇心からくるもので純粋だった
人との関わり方がちょっと不器用だった
けれど笑顔は最高に素敵な人だった
ある上司の下についた
私はその上司を知っていた
その上司はコンプレックスが強く
仕事までにも露骨に出してくる
心が狭い人だった
心配で時折話しかけていた
「大丈夫? 理不尽なこと言われていない?」
「いつもすいません きっと期待を込めて
私に言ってくれていると思っていますので大丈夫です」
と言いながらも毎日のように遅くまで仕事していた
彼らのいる部署から悪い話を聞いた
ある上司が皆の前で若い人を侮辱的なことを言い始めていると
今でいうパワハラ
ちょっと時間がかかってもノルマをこなすとある上司は
さらなる困難な要求を若い人に求める
できたことにどうやら腹を立てていたらしい
日常的な叱咤
若い人への人格否定
1年過ぎた頃 若い人は休みがちになった
そして早すぎる死の選択をしてしまった
私はその話を聞いた途端
力が抜け座り込んでしまった
悲しくて仕方がないのと同時に
どうして死の選択をしてしまったのか
どうしてこの状況から逃げるという選択が死だったのか
生きて 他へ逃げて欲しかった
それを思いつくほどの選択ができないほど
思いつめられていたのかもしれない
でも 自分自身で死の選択をしたこと
とても辛かっただろうけど…
許せなかった
残された両親や恋人のことを考えると…
この事で社内では箝口令がひかれた
ほとんどの人は知らない事実
ある上司はひっそりと勧告を受けただけだった
このような社内での扱われたかにも
虚しさと腹ただしさを感じた
社員って…
こんなぞんざいな扱いなんだと落胆した
この事をきっかけに私の中で
何かが変わった
自分を守ってくれるのは自分だけなんだと
だから今 若い人でがむしゃらに頑張っている
真面目な人ほど心配になる
頑張らなくちゃ その気持ち十分わかるけど
あなたの事を気にかける人の事
ちょっと話聞いてみて
辛かったら逃げてもいいんだよ
かっこ悪い事ではない
あなたの自身の為のこと
若ければ若いほどやり直せるのだから
その事をあの若い人にちゃんと伝えられなかった
私自身の不甲斐なさ
戒めになっている
あの時の悲しさが溢れてくる
だから 6月は嫌い
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