
先週一週間は若い人と
一緒に仕事をした
仕事の方法を教えるという
ミッション
人に教えること苦手なんだけど…
その若い人は教えた通りに
上手に熟していった
休憩時間に
「あなたはとても器用ね
教える私も楽すぎて助かったわ」と私が言うと
「私は器用ではないですよ
本当の器用な人は いくつもの異なることを
並行しながらできる人だと思うんです
私は仕事のこの部分しかできていないんですよ」と笑った
「そうなの? でもちゃんとできることは良いことよ」
「仕事から離れると 何もできないんですよ
私生活は酷いもんですよ」
「そうなの?」
「恥ずかしい話なんですけど…
家のこと何もできないんです 一人暮らしなのに…」
「大丈夫? ご飯は食べているの?」
「はい コンビニですけどね
家には冷蔵庫と電子レンジと電気ポットがあるだけ
洗濯は全てクリーニング
掃除は好きではないので汚さないようにしています
本当に何もできないんですよ
ゴミはちゃんと出しています」と笑った
身なりは清潔感があり ちゃんとしている
きっと仕事に没頭しすぎてしまうタイプなんだろう
だから仕事を離れた瞬間
やる気が途絶えてしまうのだろう…
でも 完璧でないその若い人は
できない自分を話すその表情に
どこか愛嬌を感じた
「でもこんな生活しているから
彼女もここ数年いません
いつも飽きられてしまうのです
だからとても不器用なんです」
「世話好きな人が現れると良いんじゃない?」
「あっ 今までの彼女たちと違うタイプです
選ぶタイプ間違っていたかも…」
「じゃぁ 次からは大丈夫そうね」と私が笑うと
「はい これから気をつけて選びます」
「真面目か!」とツッコミを入れた
改めて 器用ってなんだろうね
特徴的なもの一つなんだろう
でも不器用な部分も愛嬌であったり
その人自身を表す良い部分でもある
ちょっとだけ 全てのことに器用でなければという
呪縛から解けたような気がする
不器用でも良いよね ってね
うん?
私は? 不器用が多すぎる
これはこれで また問題だ!(笑)
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