
ちょっと前に
しばらくぶりの人と会った
元同じ部署にいた年上の男性
その人はいつも女性の噂が絶えない
結婚した時も皆が驚くほどに
その男性が一人の女性を選ぶとはってね
でも結婚後も女性の噂は絶えなかった
私が若い時に聞いた事がある
「一人では満足できないの?」
「一人を選びたいから いつでも探しているのさ」
と笑いながら言われた
「若いお前にはわからないだろうね もっと熟成しろよ」
その男性が選ぶ女性は若い人から年上の女性まで幅広かった
「奴は生粋の女性好き」と皆が呼んでいた
年をだいぶ経て今 再び話をした
「今はどうですか?」
「今は妻だけさ」
「私が知っている○○さん?」
「あぁ そうだよ」
「安心したけど…びっくりした」
「おいおい なんでだよ」
「てっきり ころころ奥さん変わっていると思った」
「結婚してから一番は妻さ
でも彼女が一番だと確認するために出会ったりはしたけどね」
「ものすごく良い言い訳! でもうまくいっているのですね」
「最近 彼女は僕への興味は薄れてきているんだ…
今は彼女の興味を俺に向けるため奮闘中さ 敵は孫なんだけどね」
彼は紙袋をいくつも持っていた
「奥さんへのお土産ですか?」
「バレンタイン 奥さんにあげるものばかりだよ」
「女性が男性にあげるものでしょ?」
「おまえはばかだなぁ 愛を伝えたり確認する日だろ
そんな日に男から女からも関係ないだろ
伝えたい相手がいるかだよ
おっと おまえには… それよりも新たな奴見つけたか?」
「今のご時世ではセクハラですよ!」と笑って言うと
「あぁ そうだった そうだった」と豪快な笑顔を見せてくれた
ダンディで明るく気さくな人
これから先もずっと元気でいるだろうと思えた
楽しいひと時を頂いた
今日もきっと彼は奮闘しているだろう
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